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NIR/ICG – 近赤外線蛍光診断

Fluorescence Imaging

日々の利用時における、リアルタイムのオリエンテーション

内視鏡を用いた外科治療では、組織をいち早く明確に認識することが必要です。このとき、画像再生技術の力を借りて、術野内部の様子を確認しなければなりません。正確に再生した画像の他に、手術を技術的により正確に行うことのできる追加情報があることが求められます。NIR/ICG蛍光画像再生法などによってこの情報を得ることができます。これがカールストルツの OPAL1®テクノロジーです。

インドシアニングリーン(ICG)を用いることで、近赤外線(NIR)の波長を持つ光によって、例えば、解剖学的構造を可視化することができます。カールストルツはこの蛍光技術が未来の画像再生の標準技術となると見ています。

IMAGE1 S™ RUBINA – mORe to discover

IMAGE1 S™ RUBINA
IMAGE1 S™ Rubina

The new IMAGE1 S™ RUBINA imaging technology from KARL STORZ combines 3D and 4K technology as well as fluorescence imaging with NIR/ICG to supports surgeons’ work by supplying the highest-quality information.

Advantages

  • Native 4K resolution
  • S-Technologies
  • Brilliant image quality and natural color rendering
  • 3D technology
  • Automatic horizon control
  • Improved 3D image quality

There is mORe to discover

4K, 3D, LED und NIR/ICG kombiniert in einer Technologie.
Die IMAGE1 S™ RUBINA Technologie für die NIR/ICG-Fluoreszentbildgebung.

血流の視覚化

医学のさまざまな領域において、血行の判定は重要な位置を占めます。NIR/ICG テクノロジーを用い、ICG を投与することで、血流の少ない部位を簡単、確実にリアルタイムで表示、あるいは吻合部の血流(灌流)を正確に点検することができます。これによって手術中、執刀医の判断を強力にサポートします。

実用例:

  • 摘出が予定されている部位ならびに隣接する吻合部(結腸1または食道の切除や胃のバイパス術2の場合など)の血流を迅速に判定します。
  • 切開式手術における皮弁形成術の際の血流を判定できます。
  • 肝臓区域の可視化3
  • ラパロスコピー、内視鏡検査、および切開式手術において、複数の専門分野に使用することができます。

 

1 Koh et al., Fluorescent Angiography Used to Evaluate the Perfusion Status of Anastomosis in Laparoscopic Anterior Resection, 2016

2 Boni et al., Clinical Applications of Indocyanine Green (ICG) enhanced Fluorescence in Laparoscopic Surgery, 2015

3Diana M et al Superselective Intra-arterial Hepatic Injection of Indocyanine Green (ICG) for Fluorescence Image-guided Segmental Positive Staining: Experimental Proof of the Concept.2017

胆道の解剖学的構造の可視化

肝胆道排出によって、ICG が胆嚢および胆管に集まります。これによって、例えば胆嚢摘出術などの際、胆嚢および胆道の解剖学的構造を、迅速かつ正確に同定することができます。

実用例:

  • 標準的な胆管造影と比べて、ICGを使うと手術時間が短縮できます。1 胆嚢管と総胆管の区別がつきやすくなります。2
  • 例えば肝臓の部分摘出後に、胆汁の漏れをICGを使って手術中に可視化することができます。

 

1Dip et al., Cost analysis and effectiveness comparing the routine use of intraoperative fluorescent cholangiography with fluoroscopic cholangiogram in patients undergoing laparoscopic cholecystectomy, 2014

2Boni et al., ICG-Enhanced Fluorescence-Guided Laparoscopic Surgery, Doctor-to-Doctor Manual ENDO-PRESS®, (ISBN 978-3-89756-934-8)

肝臓癌および肝臓への癌転移の可視化

原発性肝臓癌は、世界で6番目に発症率の高い癌です。転移肝臓癌は、原発性肝臓癌の20倍の頻度で発生しています1。NIR/ICG テクノロジーに色素 ICG を合わせて用いた場合、肝臓の外科治療に対しさまざまなメリットがあります。

  • 肝臓表面上または内部の肝臓癌および肝臓への転移を手術中に可視化することができます。2
  • 臓器表面または表面近くの、ミリメーター単位の小さな転移まで診断することができます。3
  • 切除域の確定が容易になります。4
  • 肝臓区域の視覚化*

 

1 ドイツの癌発生率 2011/2012、ロバート・コッホ協会、ベルリン

2組織の組成に応じて、ICGを用いて1cmの深さまで可視化することができます。

3 Tummers et al., First experience on laparoscopic near-infrared fluorescence imaging of hepatic uveal melanoma metastases using indocyanine green, 2014

4 Boni et al., ICG-Enhanced Fluorescence-Guided Laparoscopic Surgery, Doctor-to-Doctor Manual ENDO-PRESS®, (ISBN 978-3-89756-934-8)

リンパ系の可視化

腫瘍に対する外科的処置では、多くの場合、リンパ系あるいはセンチネルリンパ節を確実に同定することは、たいへん困難な作業です。ここでも、ICG* を用いれば、腫瘍近辺のリンパ系全体を、手術中にリアルタイムで可視化することができます。これによって、核医学的プロセスの適用を回避することができます1

実用例:

  • 非放射性のリンパ節可視化方法
  • すでに確立されている従来のリンパ節可視化方法と比べて、高いヒット率が達成されます2
  • リンパ液漏れを検出できます3
  • 例えば、婦人科、泌尿器科、一般外科など、特定部門に限定されることなく使用することができます。

 

*薬剤の認可ステータスにはそれぞれ違いがあります。これに関しては、お勤めの病院/お住まいの国での事情を事前にご確認ください。

1 Papadia A. et al., ICG-Enhanced Fluorescence-Guided SLN Mapping in Gynecological Malignancies, Doctor-to-Doctor Manual ENDO-PRESS®, (ISBN 978-3-89756-932-4)
 

2 Imboden et al., A Comparison of Radiocolloid and Indocyanine Green Fluorescence Imaging, Sentinel Lymph Node Mapping in Patients with Cervical Cancer Undergoing Laparoscopic Surgery, 2015

3Papadia A et al. Indocyanine Green Fluorescence Imaging in the Surgical Management of an Iatrogenic Lymphatic Fistula: Description of a Surgical Technique, 2015