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大動物

その身体の大きさと、人間とは違う解剖学的特徴などから、大型動物の内視鏡検査の領域では、きわめて特殊な製品ラインナップが必要とされます。カールストルツは、この領域に対しても、数多くの自己開発のインスツルメントをご用意しております。

カールストルツの新型馬用歯鏡

新しい寸法 - 手に馴染み、さらに扱いやすく

歯の検査、清掃、洗浄、摘出、およびその他の措置向けの内視鏡使用時の、映像表示がより詳細になり、治療結果のドキュメンテーションを可能にします。

  • 頑丈な構造なので、内視鏡が破損しにくくなっています
  • 全体を消毒滅菌可能
  • 導光用コネクタおよび洗浄用コネクタが回転します。
  • 軽量で扱いやすい C-MAC® モニタは、標準的な電源でもバッテリーでも使用できます。
  • TELE PACK VET X LED は、他に類を見ないモバイル型の内視鏡システムで、ビデオ内視鏡、硬性内視鏡、ファイバースコープおよびエクソスコープなど、あらゆる内視鏡と互換性があります。

カールストルツのスナップ・イン・シャフト

迅速で、簡単、そして安定した光学シャフトによる接続

  • スナップ・イン・光学ロックによって光学を固定するのが格段に簡単になりました。
  • ハイフローシステムによって液体の流れが良くなりました。
  • シャフトを完全に解体できるので効果的な洗浄と再使用処理が可能です。

ENDOMAT® SELECT – The Choice is Yours(選ぶのはあなたです)

ENDOMAT® SELECTは分野を超えて使用するロールポンプで外科手術と診断手術の際に液体の注入と吸引を行うためのものです。

メリットの一覧:

  • 各種アプリケーション領域でのその都度の基本機能を
  • モジュールとして使用できる廉価なポンプ
  • ホースセットを片手で操作することができるので、取り扱いが容易
  • ホースセット認識機能を備えているので安全に使用することが可能
  • 既存のシステムにスムーズに組み込むことが可能

大型動物のためのビデオ内視鏡

高解像度の CCD チップが鮮明で正確な色味の画像を提供します。

  • 胃鏡検査、食道鏡検査、気管鏡検査、子宮鏡検査、尿道膀胱鏡検査、鼻鏡検査、咽頭鏡検査、および喉頭鏡検査などの、大型動物の各種適応に最適
  • 作業通路が大きいので、大きな生検採取ができ、より正確な診断を下せるようになります。
  • 光の届きにくい状況下でも均質な画像輝度
  • このビデオ内視鏡は、硬性内視鏡と同じように同じカメラプロセッサ、および同じ光源装置で使用できるため、獣医院にかかる経費がわずかで済みます。
  • 屋外での診療用の大型動物用ビデオ内視鏡は、すべて TELE PACK VET X LED と互換性があります。

馬用喉頭鉗子

経鼻的アプリケーションおよびそれと並行したカールストルツビデオ内視鏡によるレーザー喉頭手術向けに

  • シャフトが湾曲しているので、鼻腔から喉頭への非侵襲アクセスが可能になります。
  • グリップに戻り止めが付いているので、手術中の喉頭組織の把持を確実に行うことができます。
  • アタッチメントはどちらも可動式です
  • 幅 4mm の大型アタッチメント

性能の高さとエルゴノミー:新型 DrillCut-X® ARTHRO シェーバーハンドピース

新型 DRILLCUT-X® ARTHRO シェーバーハンドピースは、特に洗浄しやすさと多面性に優れた製品です。人間工学的に優れたデザインを有し、寸法も適切であるので、大きな関節にも小さな関節にも適しています。シェーバーハンドピースの制御は、UNIDRIVE® S III ARTHRO コンソールで行います。

  • 人間工学的に優れたデザインによって、さまざまな手の位置に対応
  • ブレードを4つのポジションで固定(0º、90º、180º、270º)
  • 小さな作動音
  • ハンドピースの重量はわずか 310g なので、作業による疲れが軽微

内視鏡手術のための新しい顧客を探していますか?

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馬の腹腔鏡検査向け、超ロングサイズの TERNAMIAN EndoTIP トロカール

このロングサイズのトロカールなら、大型馬でも確実に腹腔内にアクセスすることができます。

  • 20cm x 11mm
  • オートクレーブ滅菌可能

関節鏡検査

馬の整形外科に関節鏡検査はなくてはならないものになっています。関節内外傷の位置や程度の正確な特定や、変形性関節症の病期分類は、比較的シンプルな器具で行うことができます。小さな軟骨の損傷、関節滑膜の肥大および骨軟骨症などは、診断目的での観察の際に、同時に治療することができます。 

 

関節鏡を使用することによって、従来の手術により侵襲を大幅に軽減し、手術に要する時間も短縮することができます。関節に液体またはガスを充填することで、各種アプローチ方法を通じてより広範な関節内の観察や組織切除を行うことができます。 器具および機器に関する詳細インフォメーションは、当社のEndoWorld VET No. 20 および画面下の「ドキュメンテーション」のリンクからご覧いただけます。

腹腔鏡検査、胸腔鏡検査

腹腔鏡検査は、馬の従来の外科治療に取って代わるものとして、急速にポピュラーな治療方法となりました。
牛の場合、腹腔鏡検査はごく最近導入されるようになりました。主要な適用領域は、第四胃の整復です。

腹腔鏡検査は、立っている馬の両側から行うことができます。また、仰臥位でも行うことができます。腹腔鏡検査を行うには、腹腔内にCO2を送気し気腹する必要があります。腹腔鏡検査は、腹腔内臓器の観察、バイオプシー、疝痛、停留睾丸切除、鼠径ヘルニア、卵巣切除、腫瘍、胚移植等に適しています。カールストルツは、この手術方法用に特殊器具を取り揃えています。基本的な器具のラインアップは、ENDOWORLD® VET No. 22をご覧ください。

馬の胸腔鏡検査は、主に胸膜肺炎の場合に馬が立っている状態で行われます。この時、各部位からのバイオプシーを行い、癒着などがある場合はそれを 剥離します。胸腔鏡検査は横臥位で行うこともできます。これ以外の適応としては、胸腔内腫瘍の診断があげられます。胸腔鏡検査では、腹腔鏡検査と同様のテ レスコープや器具が使用されます。

胃内視鏡検査、気管支内視鏡検査、子宮鏡検査

フレキシブル内視鏡は、大型動物の治療には欠かせない診断機器となっています。特に上部気道および胃腸疾患の鑑別診断用の補助器具として使われます。

カールストルツの製品は画質を向上させました。デジタル技術、高解像度CCDチップ、および改良された光学システムなどを新しい開発製品に導入することによって、内視鏡としては屈指の高画質が生み出されました。

カールストルツは、馬用に、気管支内視鏡検査用の長さ1.8 m および2.5 m、および胃内視鏡検査用の長さ3 m および3.25 m のビデオ内視鏡を提供しております。

さらに、新世代ビデオ内視鏡のビデオプロセッサーは、カールストルツのあらゆる硬性およびフレキシブル光学システムとの互換性を有しています。

乳頭内視鏡検査(Theloscopy)

乳頭内視鏡検査(Theloresectscopy)セット(SEEH/HOSPES式)は、乳頭管を経由した検査および一箇所の側方穿刺からの検査に使用することのできる器具セットです。この両方の方法において、視診を行うとともに、乳頭管内の閉塞組織を電気切除することができます。

 

乳頭内視鏡検査ユニットはテレスコープ、シース、切除電極の一体型です。片手で操作できるので、手術助手が必要ありません。術者は、手術を行っている間、視野を確保することができます。乳頭内視鏡検査セットは、最小侵襲内視鏡下診断法と十分に実績のある電気外科治療のメリットを統合したものです。

胚移植

カールストルツは、馬および牛の腹腔鏡下胚移植用の器具を提供しています。胚移植用器具を使って、視覚的なコントロール下において子宮角の管腔内への胚移植を正確に行うことができます。

 

馬の場合、腹腔鏡検査用器具を補う形で馬が立った状態で側面から器具を腹腔内に挿入します。

腹腔鏡下第四胃(皺胃)整復術

乳牛生産量の増加にともない雌牛の第四胃(皺胃)の左方変位の報告数が増加しており経済的にアドバンテージのある新技術開発が求められていました。腹腔鏡下で行うトグル設置は従来の手術法と比較して疾病率の減少と治療時間を短縮するだけでなく不完全なトグル設置の危険を最小限にします。この方法は、開腹法のアドバンテージ(整復と固定のコントロール)と回転法及び縫合法(迅速、低侵襲)の長所が組み合わされたものです。

腹腔鏡は起立位の雌牛の左脇腹より挿入し転位した皺胃を観察することができます。腹腔鏡下でカニューレを第四胃へ挿入しトグルはカニューレを通して目的部位で固定します。手術は、尾側からカニューレを挿入し背位で行うか、又はトグル設置用器具(68160LS)は起立位で使用することができます。腹腔鏡は、尾側から胸骨に向けて、第一ポートのカニューレに対して尾側にある第二ポートのカニューレを介して把持鉗子によってトグルの糸を把持し固定します。3~4週間後、抜糸します。

カールストルツの第四胃治療セットは、視野が大変鮮明で、高品質な器具およびトグルを備えています。トグルは、糸用の穴を2箇所有しています。この穴は、糸が予定の時期よりも早く摩耗して第四胃内で切れてしまうことがないように、極めて滑らかに仕上げられています。

VITOM® 25

The VITOM® 25 exoscope offers a revolutionary new way of displaying open surgical procedures in an ergonomic and high quality manner. Unlike a traditional endoscope, the VITOM® 25 is an “exoscope” which is placed at a distance of 25 to 75 cm from the surgical site, held securely in place by a holding device, giving the surgeon ample workspace.

The magnified image produced by the VITOM® 25 is viewed on a video monitor. This enables the surgeon and support staff to work together comfortably, significantly reducing surgeon fatigue, while the magnification of structures improves surgical precision and accuracy of diagnosis.

This system is ideal for teaching, as is allows for easy, magnified viewing of the surgery, which can also be transmitted to remote locations, without disruption of the procedure.

The ability to capture and archive images and videos of surgical procedures ensures that a detailed and accurate record of the diagnosis and treatment performed is recorded, while creating a valuable tool for training, education, re-examination at a later time, and sharing with clients and colleagues.

The VITOM® 25 works with any existing KARL STORZ video system.