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発明と開発

数ある発明の中でも、20世紀後半に、内視鏡検査の世界に予想もできなかった躍進を遂げさせた2つの発明があります。この2つの発明は、カールストルツという社名と最も密接に結びついたところで成し遂げられました。それは冷光源装置とHOPKINS®ロッドレンズシステムです。これで医師はこれまでになかった精度で診断ができるようになっただけでなく、今では医学の素人にも「低侵襲手術」という表現で知られている新技術を開発することができたのです。カールストルツは、この革命的な、現在でもまだ完成はされていないテクニックの開発に、あらゆる段階で関与して参りました。あらゆる専門分野の医師およびスペシャリストとの密接な協力によって造り出された製品は、多くの場面において指標としての役割を果たし、当社の名を世界中に知らしめました。

顧客が本当に何を望んでいるかを知るものでなければ、このような成功はなし得ません。市場の需要を迅速に把握し、問題がどこにあるかを分析し、理想的でなおかつ実現可能なソリューションがどのようなものであるかを判断するためには、医療的要件を正確に知っていることはもちろん、特定の市場の成長を詳細に観察することが必要です。

このようなソリューションの一つが統合手術室 OR1 です。これにより、完璧な光学製品や器具の開発で示してきたのと同様の卓越した手腕で、包括的なシステムソリューションを生み出す創造的ポテンシャルがカールストルツ社にあることが示されたといえましょう。