手術室内外のプロセスをデジタル化
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SCENARA®およびBuddyCare
SCENARA®は手術前、手術中および手術後のプロセスをネットワーク化します。それにより、情報を一元化し、随時呼び出すことができます。手術中に撮影された画像およびビデオシリーズを簡単に編集、保存、取得して呼び出すことができるため、患者様や同僚との手術準備や術後の話し合いが簡単になります。進行中の手術のオーディオ/ビデオストリーミングによって、手術中に専門家に相談したり、学生や医療従事者を研修したりすることが可能です。リアルタイムで更新される概要には、手術室や手術室の周囲の活動すべての状態が表示されます。
カールストルツのパートナーであるBuddy Healthcareのプラットフォーム、BuddyCareが、手術前後のケアプロセスを重点的に担います。このプラットフォームは患者様用モバイルアプリと病院および診療所用ウェブベースのダッシュボードで構成されています。
SCENARA® Pathway Managementは、手術室やその周辺で起こっていることを最適に把握し、SCENARA® .PROCEDURES、SCENARA® .TASKS、SCENARA® .DASHBOARD、SCENARA® .DOORSIGNで構成されています。
SCENARA® Collaboration Managementは、オーディオ/ビデオによる送信を簡単にし、SCENARA® .ROOM2ROOMとSCENARA® .LIVEで構成されています。
SCENARA® Content Managementにより、患者様の治療経過に沿って作成された内容の管理、編集、保存ができます。これにはSCENARA® .MEDIA、SCENARA® .PROCEDURES、SCENARA® .REPORTSが含まれています。
弊社のモジュール式アプリ

SCENARA® .PROCEDURES
はプロセスのジョブプランニングに役立ち、手術のスムーズな進行をサポートします。病院情報システムへのインターフェースで患者様データおよびジョブデータを随時同期化することができます。進行中の変更をこれによって迅速で簡単に行うことができ、すべての用途においてすぐに可視化することができます。

SCENARA® .TASKS
によってHISと手術ドキュメンテーションユニットへのインターフェースで自動化された役割に基づくジョブ割当が可能になります。モバイルの端末機器で、患者様経過に沿って順番に適時適所ジョブに対処することができます。

SCENARA® .DASHBOARD
は、全手術室の現在の占有率と状況を提供し、自動的に常時更新されます。それによって一目見ただけで、どの手術室で何が行われているか、また遅延や空室状況などが分かります。
すべての手術室の最新状態をさらに把握しやすくするために、病院の廊下やその他の必要な各所にある特殊なタッチモニターでSCENARA® .DASHBOARDをインタラクティブに利用することが可能です。

SCENARA® .DOORSIGN
は、室内状況および経過状況について、包括的な、自動的に更新される情報を提供します。手術の進行を妨げることなく、ドアプレートに手術の進捗状況のLEDビジュアリゼーションを追加装備することによって、手術室内の状況の概要を把握できます。さらに、簡単に操作できるタッチスクリーンで、手術室の総合的な一日のプランニングを見ることができます。

SCENARA® .LIVE
は手術室と、会議室、事務所、講義室など病院内の各所との間の快適なビデオ/ビデオ送信を可能にします。距離に関係なく、場所に左右されることがない共同作業がスムーズに機能するよう、信頼できる送信が行われます。

SCENARA® .ROOM2ROOM
は双方向のオーティオ/ビデオ送信によって二つの決まった部屋の間の調整を行いやすくします。このようにして、例えば並行して行われている移植処置をすべての参加者が直接追跡でき、病理学等の他科からのフィードバックを、遅滞なく手術室に伝えることができます。

SCENARA® .MEDIA
は手術室で作成された内視鏡画像データとビデオデータの簡単で直観的な編集と保存を可能にします。PDFやPowerPoint のようなさまざまなファイル形式でのエクスポート機能は、多様な使用目的のための処理をサポートする、手術ドキュメンテーションに最適なツールです。

SCENARA® .REPORTS
は標準化された手術レポートを効率的に生成することによって手術ドキュメンテーションをサポートします。フォームが事前定義されているので、方向性が明確で、見落としがありません。患者様経過に沿って記録された情報と手術の画像は、直接SCENARA® .TASKSとSCENARA® .MEDIAからインポートするか、手動で入力できるため、最大限のフレキシビリティが得られます。